こんにちは。
じっちゃまからの情報です。
(いつもありがとうございます)
注意:株式投資にはリスクが伴い、元本割れや多大な損失もありますので、自己責任でおこないましょう。
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米国株12月18日情報「じっちゃまYouTubeまとめ」
- 長期金利下がる0.57%
- 3~4月にウォルマートWMT・クローガーKR・ダラーでネラルDGが苦しくしくなりそう
- 12月・1月は例年相場が良い
- 1月効果を取りに行く
- GAFAMは12.22以降にトレーディング・チャンス有り
- 本日の大引けを持ってS&P500がかわる
- テスラが入ると6440億ドルのる
- テスラが入ると他を売ってポートフォリオの調整が入る
非農業車部門雇用者数
新型コロナの第3波で非農業車部門雇用者数が下がっている。
レストランやブティックなどがしまっているから。
失業率6.7%瞬間は16.7%
現在はもとに戻ってきている。
リーマンは4年かかっていて、今回は半年で戻している。
フェデラルファンズレート政策金利FFレート
フェデラルファンズレート政策金利FFレートはレンジで0から0.25%です。
連邦公開市場委員会で変更無しと打ち出されました。
FRBが前回の利上げは2015年12月だったと思います。
そこから利上げサイクルに入っている。

FRBが前回に実質的に0%に持って行ったのは2008年。
そこから7年間ずーっと維持されていました。
そこから利上げに入り、3年ほどで今回のダウンサイクルがきた。
0金利だった7年間は金融相場でした。
そして利上げが始まった2015年12月以降からは業績相場になったといえます。
比率で言うと7:3位だと思います。
利上げは
今回の利上げは何時始まるのかというと、先日のFOMCのパウエル議長の記者会見では、
今回も前回同様インフレがないので、当面の間0金利が実質出来るのではないかと答弁をしていました。
つまり金融相場が続くと思います。
そしてもうひとつ、景気支援の対策をしています。
量的緩和策です。
量的緩和策
米国債・住宅抵当証券などを買い入れています。
- 米国債毎月800億ドル
- 住宅抵当証券400億ドル
毎月1200億ドル相当の債券を買い入れしていることになります。
中央銀等が市中から債券を買い取ると、引き換えにキャッシュが放出されます。
つまり「オペ」という物になります。
市場に流動性を提供します。
その債券の在庫が連邦準備制度の総資産で7兆ドルになっています。
日銀も欧州中央銀行もやっています。

世界全てと足すと25兆ドル位になると思います。
リーマンショック前は役4兆ドルくらいだったと思います。
つまり20兆ドルくらいのお金が世界の市中に放出されている分かります。
その意味はマーケットがお金でいっぱいになっています。
つまり株高になりやすい状態が作られています。
FRB政策決定フレームワーク
FOMCで新しくコミュニケートされたことがあります。
今年の9月からFRBは、政策決定フレームワーク・考え方を手直ししました。
新しいフレームワークではインフレ率を2%位をターゲットにするべきだと。
FRBはインフレ率が2%に到達しても何もしない。
トータルの平均値が2%に収まっていれば良しとする方針に切り替えました。
中央銀行がアグレッシブに引き締めする心配をしてくて良いと言うことになります。
債権買いいれプログラムも途中でやめたりしないので、量的緩和策は当面続くだろうと言うことです。
CPI:消費者物価指数
努力目標は2%を目指すと言うことです。
現在はターゲットの2%より低くなっています。
物価指数が下がるデフレになります。
ハイパーインフレも良くないけど、デフレも良くないです。
デフレになると、正社員の採用を絞り込む。
派遣切りもあり得る現象です。
経営者のマインドが前向きにならず雇用も・設備投資も見送る事が多くなります。
企業業績
S&P500のコンセンサス予想は2021年は169.2です。
現在にS&P500指数÷169.2=PERは22倍になります。
S&P500指数の22倍はかなり割高です。
しかし、もの凄い割高ではないです。
過去5年の倍率は17倍です。
世界のバブル挿画に比べるとまだ良い方です。(44倍とかあった)
S&P500EPSの四半期ベースでは2020年第三四半期は39.39でした。
次の1.15の第四半期のコンセンサス予想は37.17です。
つまりEPSはダウンになると言うことです。
その後はズンズンズンとあがっていくシナリオになって行くと思います。
金利は低い0.94くらいです。
市中金利と株式はシーソーの関係です。
株式は22倍は割安になる。
長期債の利回りが低い水準になっているからです。
注目の銘柄紹介です
ここからは、PERが割安で放置されている銘柄をいくつかピックアップします。
ブリストルマイヤーズスクラブ:BMY
- セルジーン買収に続き今回マイオカルディアを買収
- マイオカルディアは心血管疾患の分野で精密医療を展開
- 精密医療とは患者個人のレベルで本人の遺伝子や心臓のイメージ投影を参考に最適医療方法を分析選択する手法です。
- コレまでガン治療では精密医療が進んでいたが、アメリカ人の最大の死因である心血管疾患では送れていました。
主力薬はエリキュース:脳卒中を防ぐ薬です。
血液凝固阻止剤です。
去年2019年の売上高は年間で79億ドルです。
アメリカでのパテントは2026年に切れる予定です。
2番目に大きな薬は「オプチーボ」です。
悪性腫瘍の薬です。
モノクローナル抗体の薬です。
2019年の売上規模は72億ドルでした。
パテントがきれるのは2028年です。
レブラミル
多発性骨髄腫の薬です。
免疫調整薬です。
セルジーンが開発した薬です。
2019年の売上規模は13億ドルでした
アメリカでのパテントは切れています。
ヨーロッパでのパテントは2022年です。
- EPSコンセンサス予想2020年:6.38
- 来年2021年は7.46
- EPS成長率16.9%です。
- PERは8.4倍
現在割安で放置されています。
アンセム:ANTM
- 民間保険会社
- 加入者4100万人
- ブルークロス・ブルーシールド(青十字・青い盾)ブランドの健康保険を展開
- バイデン政権誕生でアフォーダブルケア法(ACA)廃止リスクはなくなった
ブルークロス・ブルーシールドのブランドを借りている。
- EPS2020年コンセンサス予想22.44
- 2021年は25.35
- EPS成長率は13.0%
- PERは12.4倍
割安です。
エルスリーハリス(LHX)
- 総合作戦システム、宇宙4,戦術通信システム、ドローン向け機器
- 防衛関連企業で最も高いEBITマージン(17%)
- 年間キャッシュフローは26.5~27.0億ドル(2020年)うち30%を配当
- 防衛予算は2%しか増えないがGPS、戦術通信システム、電子戦争あなのの予算は20%近くで成長している。
野戦電話・ドローンもつくっている会社です。
防衛マーケットで急成長している
- EPS2020年コンセンサス予想は12.50
- 2021年は13.08
- EPS成長率13.1%
- PER14.2倍
ヴァーレ(VALE)
- 鉄鉱石、ニッケルの生産高で世界最大
- 鉄鉱石の過半数は中国で消費される(建設、自動車など)
- 売上高の79.9%が鉄鉱石、11.3%がニッケル
- 2019年1月ミナスジェライス州ブルマジーニョダム決壊26億ドル保証
- バランスシートは強固
ブラジルの鉄鉱石の生産会社です。
高品質の鉄鉱石はブラジルかオーストラリアのみでしかとれません。
中国経済の建設関連に紐つきます。
- 2020年EPSコンセンサス予想は1.79
- 2021年2.58
- EPS成長率44%
- PER6.7倍
割安です。
スターバルク(SBLK)
- スープラマックス級からニューカッスルマックス級の大型バラ積み船116隻を運行
- 平均船齢9年(業界平均は13年)
- 船舶用排気ガス浄化システムをいちはやく導入114隻が実走済
- 安全運航面で独立評価会社から最高の評価
- 心造船の供給は2012年のピーク1億トンから今年は3400万トンに減少
アメリカで買えるバラ積み船で最大級です。
鉄鉱石や石炭を主に運ぶ。
バランスシートは健全です。
環境対策は1番早い。
- 2020年EPSコンセンサス予想は9セント
- 2021年は1.31
- EPS成長率1355%
- PER6.1倍
割安
終わりに
じっちゃまのありがたい情報でした。
学習してしましょう。