こんにちは。
今回は米国株の1月効果について学習です。
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1月効果とは

大きく売られた小型株が1月になると、急に見直されて急騰する現象を指します。
それが起こる理由は節税のための損出しです。
アメリカの税制ではキャピタルロスすなわち、株式投資の実現損はその年の実現益から引き算することができます。
すると多くの実現へ消えてた年、みすみすキャピタルゲインを税金で持っていかれるよりは、この際やられになっている株を売却して実現損を出すことで納税額を軽減したほうが有利なのです。
銘柄は
1月効果は流動性の低い小型株に見られる現象であり、大型株ではあまり顕著には見られません。
その年に IPOした銘柄で、上場してしばらくして急落したような銘柄ほど、処分売りの対象になりやすいといわれています。
1月効果はキャピタルゲインが多く出た年に顕著に見られると、ウォール街関係者から考えられています。
すなわち、年の前半に相場が高くその過程で大きく利食いしたものの、年後半に相場の地合いが悪化したようなケースでは、翌年の1月効果が大きくなると言われています。
1月効果のトレード

1月効果をトレードするには、まずその年のIPOで大きく目を崩した銘柄を選びます。
特に年末にかけて売りが加速しているようなチャートは、実現損を出すための売りを示唆しています。
そうして選んだ銘柄を12月の最終取引日か、1月の最初の立ち会い日あたりに買います。
1月効果はすぐに来て、すぐに消えてしまう束の間の減少です。
したがってこれをトレードする場合は、1回転取れればすぐ降りる必要があります。
1月効果による株価の急伸は、2日ないし3日続くこともあります。
しかし3日以上続くことは極めてまれです。
したがってもう上がらなくなってしまえば、すぐに処分する必要があります。
1月効果が来そうな銘柄を仕込んでも、全然動かない場合もあります。
そのときは1月15日を超えてまだかまだかと待っていてもダメです。
すぐ処分すべきです。
1月効果はあだ花に過ぎません。
これらばかりを狙ってポートフォリオをゴミ株だらけにしないこと。
動画参考:広瀬隆雄さんのYouTube
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